jQueryでもCSSのようにセレクタを使って要素を選択できます。
jQueryで親要素・子要素・兄弟要素を取得する関数はこちら
目次
取り扱うセレクター一覧
:first | 全体のうちの最初の要素1つ |
---|---|
:first-child | 指定した要素の最初の子要素 |
:first-of-type | 兄弟要素で最初のもの |
:last | 全体のうちの最後の要素1つ |
:last-child | 指定した要素の最後の子要素 |
:last-of-type | 兄弟要素で最後のもの |
:even | 0から開始する偶数の要素(適用は1、3~) |
:odd | 0から開始する奇数の要素(適用は2、4~) |
:nth-of-type(番号/偶数/奇数/方程式) | 指定されたインデックス番号、または奇数(odd)、偶数(even)の要素 |
:nth-child(番号/偶数/奇数/方程式) | 親要素の指定されたインデックス番号、または奇数(odd)、偶数(even)の子要素 |
:nth-last-child(番号/偶数/奇数/方程式) | 親要素の最後から数えたインデックス番号、または奇数(odd)、偶数(even)の子要素 |
:nth-last-of-type(番号/偶数/奇数/方程式) | 最後から数えたインデックス番号、または奇数(odd)、偶数(even)の要素 |
:only-child | 兄弟要素を持たない要素 |
:only-of-type | 同じ要素名の兄弟要素を持たない要素 |
:first
全体のうちの最初の要素1つを選択する。
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap p:first').css('color', 'red');
});
</script>
:first-child
最初の子要素が指定した要素だったら選択される。該当する要素がなかった場合はスキップされる。
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap">
<h3>テキストテキスト</h3>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap p:first-child').css('color', 'red');
});
</script>
:first-of-type
兄弟要素で最初のものを選択する。
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap">
<h3>タイトル</h3>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap p:first-of-type').css('color', 'red');
});
</script>
:last
全体のうちの最後の要素1つを選択する。
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap p:last').css('color', 'red');
});
</script>
:last-child
指定した要素の最後の子要素を選択する。該当する要素がなかった場合はスキップされる。
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
</div>
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<div>テキストテキスト</div>
</div>
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap p:last-child').css('color', 'red');
});
</script>
:last-of-type
兄弟要素で最後のもの。
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
</div>
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<div>テキストテキスト</div>
</div>
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap p:last-of-type').css('color', 'red');
});
</script>
:even
0から開始する偶数の要素(適用は1、3~)を選択する。
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap p:even').css('color', 'red');
});
</script>
:odd
0から開始する奇数の要素(適用は2、4~)を選択する
<div class="wrap">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap p:odd').css('color', 'red');
});
</script>
:nth-of-type(番号/偶数/奇数/方程式)
指定されたインデックス番号、または奇数(odd)、偶数(even)、方程式の要素を選択する。
下記の例ではh2要素は除外して数えられている。
<div class="wrap1">
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap2">
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap3">
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap1 p:nth-of-type(3)').css('color', 'red');
$('.wrap2 p:nth-of-type(even)').css('color', 'blue');
$('.wrap3 p:nth-of-type(3n)').css('color', 'green');
});
</script>
:nth-child(番号/偶数/奇数/方程式)
親要素に対し、指定されたインデックス番号、または奇数(odd)、偶数(even)の子要素を選択する。
下記の例ではh2要素も含めて数えられている。
<div class="wrap1">
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap2">
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
</div>
<div class="wrap3">
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap1 p:nth-child(3)').css('color', 'red');
$('.wrap2 p:nth-child(even)').css('color', 'blue');
$('.wrap3 p:nth-child(3n)').css('color', 'green');
});
</script>
:nth-last-child(番号/偶数/奇数/方程式)
親要素の最後から数えたインデックス番号、または奇数(odd)、偶数(even)の子要素を選択する。
下記の例ではh2要素も含めて数えられている。
<div class="wrap1">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap2">
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap3">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap1 p:nth-last-child(3)').css('color', 'red');
$('.wrap2 p:nth-last-child(even)').css('color', 'blue');
$('.wrap3 p:nth-last-child(3n)').css('color', 'green');
});
</script>
:nth-last-of-type(番号/偶数/奇数/方程式)
最後から数えたインデックス番号、または奇数(odd)、偶数(even)の要素を選択する。
下記の例ではh2要素は除外して数えられている。
<div class="wrap1">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap2">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div class="wrap3">
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('.wrap1 p:nth-last-of-type(3)').css('color', 'red');
$('.wrap2 p:nth-last-of-type(even)').css('color', 'blue');
$('.wrap3 p:nth-last-of-type(3n)').css('color', 'green');
});
</script>
:only-child
兄弟要素を持たない要素を選択する。
<div>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div>
<p>テキストテキスト←ここに適用される</p>
</div>
<div>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('p:only-child').css('color', 'red');
});
</script>
:only-of-type
同じ種類の兄弟要素を持たない要素を選択する。
<div>
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
<h2>タイトル</h2>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<div>
<h2>タイトル←ここに適用される</h2>
<p>テキストテキスト</p>
<p>テキストテキスト</p>
</div>
<script>
$(function(){
$('h2:only-of-type').css('color', 'red');
});
</script>